中・高時代は、心身共に、だんだん大人になる大事な時期です。様々なことを精一杯努力され、
心豊かに過ごされるよう念じております。
良い勉強の仕方を身につけ、入試に向い全力で尽くすことは大変重要なことです。しかし、私の
本当の希望は、大学に行っても、また、その後の人生でも、中学、高校で、学んだことが、心深く印象
づけられ将来ずっと、宝の一つになるようにしていただきたいということです。
友人の一言、先輩の忠告は、心に大きく響きます。卒業生の手紙、在校生や卒業生からの
一言をほんの一部ですがのせますので、お読みいただければ幸いです。
(講師・向井和子)
卒業生の声
東北大学 医学部卒 T.K.
私が、向井先生に英語を習ったのは、中学のはじめから大学に入り東京を離れるまで
あるから、かなり長い期間である。大学に入ってからは、まともに英語を習っていないので
、私の英語力は、ひとえに向井先生のおかげである。私はいつも遅刻ぎりぎりで、自転車を
必死にこいで行った。汗びっしょりになって着くと、麦茶を出していただいたこともあった。
先生のところで高校時代にやったことは、主に、いろいろな本を読むことと、英作文
であった。英語に慣れること、つまり、たくさんの英語に接することが、上達の道と思うが、
その意味で、先生が私に実に様々な物を読ませて下さったことは、とてもためになっていると
思う。また、実際に英文を書いてみることで、細かいところがしっかりしてくる。リーディング
と作文は、大変良いとりあわせだったように思う。
おかげで私は、中学・高校ともに英語ではとても助かった。大学入試でも英語は私の
頼みの綱だった。現在、原稿を読まなければならないことが多いが、先生に習った英語が非常に
役に立っている。私は向井先生に習うことができて非常に幸運だったと思っている。
(現在、東大病院の医師として活躍しています。)